主催
2022年1月27日(木)~29日(土)、なごや福祉用具プラザにて「介護ロボットなごやフェスタ2021」を開催しました。
去年まで厚生労働省の事業として「介護ロボットあいち・なごやフォーラム」という名称で開催していたイベントを、今年は名古屋市の「介護ロボット等活用推進事業」独自のイベントとしてなごや福祉用具プラザと名古屋市が主催しています。
前回(2021年12月)の『移乗』を皮切りに、今回は『排泄・入浴・移動』、2022年2月には『見守り・介護業務支援』をテーマに展示・体験・相談会とWebセミナーのYouTube配信を行います。
Webセミナーは、なごや福祉用具プラザのYouTubeチャンネルで公開し、「いつでも、どこでも、なんどでも」必要な情報をお届けします。
移動支援機器は使用する場面を再現しての体験、歩行支援機は装着して試すことができ、排泄・入浴支援機器は動作の実演も行われました。
また、参加者から寄せられた介護や機器の利用に関する相談に対する提案もさせていただきました。
■排泄にまつわる臭いの課題
自動ラップ機能や水洗化機能を生かした機器の紹介、活用方法を提案しました。
■歩行が不安定な方の荷物の運搬
電動アシスト機能付歩行車を使用する方法を提案しました。
■パーキンソニズムのある方の移動
自動で歩行速度を調整する電動歩行車を提案しました。
■坂道の上に自宅があり移動に不安がある方
電動アシスト機能付歩行車の特性を生かした提案をしました。
■皮膚が弱い方、褥瘡がある方の洗体
ウルトラファインバブルを生かした皮膚へのダメージが少ない洗体方法を提案しました。
㈱アム
お部屋に排泄物を残さない水洗タイプのトイレです。煩わしい後始末の必要がなく、臭いも気になりません。給水排水は、壁に小さな穴を開けたり、窓などを利用して上水道管、下水道管に接続します。一部介護保険対象品
製品ページアロン化成㈱
水洗ポータブルトイレ。工事が不要な真空ユニットとセットで使用の場合には、汚水は密閉容器に貯留でき、臭いの心配も不要。押しやすいジェリービーンスイッチで洗浄操作も簡単です。温水洗浄便座。一部介護保険対象品
製品ページ日本セイフティー㈱
処理に水を使わず、フィルムを熱圧着によって密封する自動ラップ式排泄処理ユニットを搭載したシンプルなポータブルトイレ。臭いが気にならず、後始末もラップ済み袋を廃棄するだけで行えます。介護保険対象品
製品ページ日本セイフティー㈱
自動ラップ式排泄処理ユニットを搭載したポータブルトイレ。アームサポートの跳ね上げ、キャスター付き、座面が後ろに倒れて後方介助が可能、ラップにしないときにはバケツに変えて使用も可能です。介護保険対象品
製品ページ㈱ウィズ
寝たまま排泄できる洗浄機能付きトイレ。トイレへの移動や便の処理が困難な方などに使用します。紙おむつを使用せず、専用カバーでレシーバーを陰部に装着し、排泄物を感知・吸引・洗浄・乾燥までを自動で行います。介護保険対象品
製品ページトリプル・ダブリュー・ジャパン㈱
超音波により膀胱の膨らみを検知し、トイレのタイミングをスマートフォンにお知らせするウェアラブルデバイス(装着型の機器)。法人向けDfree Professionalは複数の利用者の蓄尿量をリアルタイムで確認したり、排尿傾向が分析できます。
製品ページRT.ワークス㈱
シルバーカータイプのロボットアシストウォーカー。ハンドル部のセンサーや6軸モーションセンサーで人の動きや路面状況をセンシングしてアシスト・ブレーキ調整を行い、通信機能によるGPSでも見守り可能です。
製品ページRT.ワークス㈱
歩行車タイプのロボットアシストウォーカー。坂道でも電動アシストで、安心・快適な歩行をサポートしてくれる歩行車です。体を支えながら歩けます。介護保険対象品
製品ページ㈱今仙技術研究所
名古屋工業大学との共同開発で佐野明人教授の受動歩行理論に基づいて作られた装着型の歩行支援機。無動力(モーターやバッテリーを使用しない)でバネと振り子の動きが作用し、脚の振り出しをアシストします。
製品ページ㈱今仙電機製作所
名古屋工業大学との共同開発で佐野明人教授の受動歩行理論に基づいて作られた装着型の歩行支援機。無動力(モーターやバッテリーを使用しない)でバネと振り子の動きが作用し、脚の振り出しをアシストします。
製品ページ見たい・使ってみたい
現場に合うものを選びたい・試したい
専門職が介護現場の課題にあわせた介護ロボットの選び方を助言します。介護現場へ出向いてお試しも実施します。お問合せは下記の介護ロボット問い合わせ担当窓口へ電話・メールでお気軽にどうぞ!
導入をして効果を出したい
介護ロボットの活用方法や効果を検証します。その結果を発表することで普及促進を図ります。介護ロボット導入補助金(最大100万円・補助率3/4)もあります。
以上のステップを通して正しく状況を把握することで、介護従事者の負担低減、介護の質向上につながる機器の導入・活用を目指しています。
介護ロボットの問い合わせ
【TEL】052-851-0051 【mail】robot@nagoya-rehab.or.jp