名古屋市障害者スポーツセンターのトレーニング室のトレーニングマシンは負荷重量をウエイトピンの抜き差しで変更しますが、頸髄損傷等でピンヘッドを上手くつかめない方は自分で重量変更を行う事が難しい状況でした。
そこで障害者スポーツセンターの指導員と協働して、ウエイトピンの補助具を3Dプリンタで製作しました。これをウエイトピンに装着することでピンを抜き差ししやすくなり、ご利用者からも好評を得ました。
3Dプリンタ用フィラメント PETG
(新型コロナ対策のためのアルコール消毒に耐性がある素材)
3D CADで設計して、3Dプリンタでプリントします。何度か試作して形状の検討、適合確認をして完成です。
フックに手指を引っかけてピンを抜き差しします
対応前
対応後
試作品の一例
完成品
なごや福祉用具プラザでは福祉用具の製作・改造を通じて、ご本人やご家族等の生活を豊かにするお手伝いをします。お気軽にご相談ください。