なごや福祉用具プラザでは、新規事業としてスポーツ用具を使用者に合わせて調整加工する事業を行います。スポーツは生活をより豊かにするためのもの。誰もがスポーツを楽しむことができるように支援します。
試行的な取り組みとして、7月から名古屋市障害者スポーツセンターを訪問し、競技の理解や利用者さんからの相談を受けてニーズの把握を行っています。
障害は個別性が高いため、市販されている一般的な用具そのままでは使いづらいことが多く、使用者それぞれの身体に対応した調整が不可欠です。こうした相談に対応するためプラザでは3Dプリンターなどを導入、今年度中には工房の改修を行い、必要な調整ができるよう支援体制をさらに充実させます。スポーツ用具を工夫することで障害者の余暇スポーツへの参加を促し、豊かな生活を送ることができるよう支援します。
ランプに脚が付いたことで、競技アシスタントが手で持って支えることがなくなり、揺れることなく安定して使用できるようになりました。