なごや福祉用具プラザが提案する安心で楽々な介護
コロナ禍の中、ご家庭や職場での介護にウイルス感染の不安を感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
福祉用具や介護ロボットは、介護する方・される方がお互いに負担なく、安心して快適に過ごせるために開発・工夫されてきたのは皆さんもご存じの通りです。一方、最近になって「福祉用具や介護ロボットは利用者と介助者の密着を避け、ウイルス感染リスクを下げる効果も期待できる」という報告があり、注目され始めました。
本特集では感染リスクが心配される介護シーンと、介護ロボット・福祉用具を使った解決例や注意点などをご紹介します。
抱きかかえ
抱きかかえる姿勢は介護する方に負担が大きいだけでなく、体が密着し顔が向かい合わせに近づくため、感染リスクが高まり危険です。
介護リフトの活用
スライディングボードの活用
向かい合わせの姿勢を避けられるので、距離をとることができ、感染リスクを下げることが可能です。
抱きかかえ・複数介助
抱きかかえる感染リスクに加え、複数感染の危険があります。
移乗介助ロボットの活用
1人で介助できるので、複数感染のリスクを下げることが可能です。
抱き起こし介助
密着を恐れる心理が働き、不自然な姿勢を取ってからだを痛めるリスクがあります。
電動ベッドの活用
背上げ機能を活用すると、適切な距離を取れるので感染予防に効果的です。
大声で呼びかけ
聞こえが不自由な方と至近距離で大声で会話をすると飛沫感染リスクがあります。
電動ベッドの活用
助聴器を使うと距離を取りながら通常の声量で会話が可能です。
携帯助聴器
会話時にマイク部分を向けると、一定の距離があっても聞き取りやすくなります。音量と音質を調整できます。
安全で簡単なコミュニケーション
利用者さんの気持ちや要望を指し示してもらうことでコミュニケーションをとる方法です。既製品もありますが、相談してお手製を作るのもよいでしょう。
自動ラップ式トイレ
熱圧着によって排泄毎に1個ずつ包装できるので排泄物からの感染リスクを低減できます。
介護ロボット等、導入に当たってはメーカーや代理店から使用方法やメンテナンスについて確認しておきましょう。
利用者さんのおからだが直接触れる部分等、機器がウイルスの媒介とならないように注意しましょう。
利用者さんのおからだの状況や経済的な要素など、介護を取り巻く環境はひとそれぞれです。
なごや福祉用具プラザでは、そういった個々の状況に合わせた適切でより良い福祉用具の選定をお手伝いします。
ぜひご相談ください。
参考:令和2年8月7日シルバー新報「感染対策と福祉用具」